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放デイの職員育成にAIを使うという選択|「診断→学習」を循環させる、しえんちゃん・まなぶくんの仕組み

職員がタブレットでケース学習に取り組み、管理者が一緒に画面を見る場面

放課後等デイサービスの職員育成で、多くの事業所が同じところで行き詰まります。

研修には行かせる。でも現場は変わらない。先輩が教える時間はない。そして、育たないまま疲れた職員が辞めていく。

この記事では、その行き詰まりをほどくために私たちが作った「療育人材育成AI(しえんちゃん・まなぶくん)」の仕組みと考え方を紹介します。なぜ「診断」と「学習」をセットにしたのか。現場でどう回すのか。導入を検討する管理者の方の判断材料になればと思います。

この記事の要点

  • 育成が回らない原因は、研修の量ではなく「現在地が見えない」ことと「学びが現場の場面とつながっていない」ことにある
  • しえんちゃん(診断)は、放デイの現場で起こるケースへの対応を対話でたどり、支援力の現在地と次の伸びしろを示す。点数で評価するためのものではない
  • まなぶくん(学習)は、同じ場面のルールで動くケース学習AI。職員一人ひとりが自分のペースで支援を考える練習ができる
  • 診断→学習→また診断の循環が回ると、育成は「行事」から「日常」になる

なぜ研修だけでは育成が回らないのか

研修が現場に生かせない理由は、以前の記事「放課後等デイサービスの研修が現場に生かせない理由と、事業所内でできる振り返りの形」でも整理しました。学んだ知識が、自分の現場の場面と結びつかないまま終わってしまうからです。

もう一つ大きいのが、「現在地が見えない」ことです。職員ごとに、どこまでできていて、どこで迷っているかが分からないままでは、教える側も学ぶ側も、手応えのない努力を続けることになります。以前の記事「放デイの職員育成は、点数ではなく「現在地」から始める」で書いたとおり、育成は点数ではなく「現在地」から始めるのが出発点だと思います。

しえんちゃん・まなぶくんは、この2つの詰まりをほどくために設計しました。

しえんちゃん:支援力の「現在地」を知る診断

しえんちゃんは、放デイの現場で実際に起こる場面のケースを提示し、職員が「自分ならどう支援するか」を考えて答え、AIとのやり取りを重ねながら支援力を診断するAIです。

ケースは固定の問題集ではなく、AIがその都度つくります。対象は、現場で起こる12の支援場面に絞りました。

大事にしているのは、これは点数をつけて評価するためのものではない、ということです。結果は「今の支援の現在地」と「次に伸ばしたいところ」を知るためのもの。管理者向けには熟達の段階に沿って整理し、本人向けには専門用語を使わず、現場の言葉でフィードバックします。

まなぶくん:ケースで学び、考える練習を重ねる

まなぶくんは、職員一人ひとりがケースをもとに支援を学ぶ学習AIです。自分の支援を考え、AIのフィードバックを受けながら段階的に進みます。しえんちゃんと同じ12場面・同じルールで動くため、診断で見えた「次に伸ばしたいところ」が、そのまま学習のテーマにつながります。

アカウントは職員個人ごとで、練習の中身は他の人や管理者には見えません。「分からない」と言い出しにくい職員でも、AI相手なら迷いながら考える練習ができます。

私たちの運営する放デイ「ウィズ・ユー」では、職員が毎日13時から15分間、まなぶくんで学ぶ時間を業務の中に組み込んでいます。育成は、忙しい現場の「余った時間」ではなく、設計された時間で回すものだと思っています。

離職コストで考える、育成への投資

導入を考えるとき、私たちは「離職コスト」を軸にすることをおすすめしています。

職員が一人辞めれば、求人広告や紹介手数料、次の人の教育にかかる時間まで、見えにくいコストが積み上がります。不要な離職を一人防げれば、それだけでツールにかかる費用は回収できる計算になります。

採用で穴を埋め続けるのではなく、今いる職員の育成に投資する。その転換のための道具として、しえんちゃん・まなぶくんを作りました。

料金と無料トライアルについて

料金プラン(席数ごとの月額制)の詳細は、製品ページにまとめています。

無料トライアルは、Standardプランで14日間お試しいただけます(初回・1事業所につき1回まで)。まずは診断だけでも、職員のみなさんの「現在地」がどう見えるかを確かめてみてください。

お問い合わせ:support@attraction-llc.tokyo

まとめ

育成が回る事業所と回らない事業所の差は、研修の量では決まりません。現在地が見えること、学びが現場の場面とつながっていること、そしてその循環が日常に組み込まれていること。この3つだと思います。

しえんちゃん・まなぶくんは、その循環を回すための道具です。気になった方は、製品ページをご覧いただくか、無料相談からお気軽にどうぞ。

よくある質問

Q. しえんちゃんの診断は、職員の評価(査定)に使うものですか

A. いいえ。点数で評価するためではなく、支援力の現在地と次の伸びしろを知るための診断です。職員のみなさんにも、その位置づけでお伝えしています。

Q. まなぶくんの利用状況は管理者に見えますか

A. 練習の中身(対話や回答)は他の人や管理者には見えません。職員が安心して迷いながら考えられることを大切にしています。

Q. どんな事業所が対象ですか

A. 主に放課後等デイサービス・児童発達支援の事業所を対象にしています。職員育成に悩んでいる管理者・児発管の方に使っていただいています。

Q. 無料トライアルはありますか

A. Standardプランで14日間の無料トライアルがあります(初回・1事業所につき1回まで)。料金プランの詳細は製品ページをご覧ください。

著者について

長 純(ちょう じゅん)。合同会社あとらくしょん代表。埼玉県入間市で放課後等デイサービスを運営する、現役の児童発達支援管理責任者(児発管)です。療育人材育成AI「しえんちゃん・まなぶくん」の設計者でもあります。

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放課後等デイサービス・福祉のAI導入支援と職員研修個別支援計画や記録・お便りなどの書類業務と、職員の育成をAIで支えます。代表は現役の児童発達支援管理責任者です。

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