AI専門会社の代表が、福祉車両のクラウドファンディングに挑戦する理由
- chojun0529
- 6月25日
- 読了時間: 4分

AI専門会社・合同会社あとらくしょん代表の長純です。
普段このブログでは、中小企業のAI活用や人材育成についてお話ししています。今日はいつもと少し毛色の違う話を——とはいえ、私の中では一本の線でつながっている話を——させてください。
本日、私が副代表兼CAIOを務める合同会社あっぷっぷが運営する放課後等デイサービス「ウィズ・ユー入間」で、リフト付き福祉車両を導入するためのクラウドファンディングを公開しました。AIを生業にしている人間が、なぜ福祉車両のために資金を募るのか。その理由を、できるだけ正直にお話しします。
このクラウドファンディングで実現したいこと
ウィズ・ユー入間は、重い身体障害と知的障害をあわせ持つこどもたちが、放課後の時間を過ごす施設です。車椅子での送迎が必要なこどもは少なくありません。
いまの送迎体制では、そうしたこどもたちが同じ日にそろって通うことが難しい場面があります。電動リフトを備えたトヨタ・ハイエースをもう一台導入できれば、車椅子のこどもが複数、同じ日に通い、そして一緒に外へ出かけられるようになります。海を見に行く、博物館に行く、季節の行事に参加する——「みんなで出かける」という、当たり前のようでこの環境では簡単ではない体験を、もっと増やしたい。これがこのプロジェクトの中身です。
CAMPFIREのAll-in方式で、第一目標は100万円、最終的に300万円を目指しています。
なぜ「AIの会社」の代表が、この活動に本気なのか
ここが、私がいちばんお伝えしたい部分です。
これからのこどもたちは、AIが当たり前に隣にある社会を生きていきます。私はその最前線で仕事をしているからこそ、逆のことを強く感じています。AIが進むほど、「多様な実体験」の価値はむしろ上がる、と。
AIは答えを速く出してくれます。けれど、想定外の状況に出会って、その場で自分のやり方を組み替える「柔軟性」は、画面の中だけではなかなか育ちません。柔軟性は、いつもと違う場所に行って、いつもと違う人と関わって、思いどおりにいかない経験を重ねるなかで、少しずつ身についていくものだと考えています。
重い障害があるこどもたちにとって、外に出るというのは、健常のこども以上にハードルの高いことです。だからこそ、その一回一回の外出が持つ意味は大きい。AIを突き詰めるほど、私は「リアルな外出を増やしたい」という思いに行き着きます。矛盾しているようで、私の中ではまっすぐ地続きなんです。
車両は、すでに発注済みです
正直にお伝えしておきたいことがあります。実はこの福祉車両、クラウドファンディングを始める前に、すでに発注を済ませています。
「お金が集まらなかったら買わない」というプロジェクトではありません。「こどもたちに必要だから、もう動き出している」という状態です。クラウドファンディングは、その負担を少しでも分かち合っていただき、応援の輪を可視化するために立ち上げました。
これは後から知られて気まずくなるくらいなら、最初から開示しておきたい事実です。私のスタンスは一貫して「事実を正直に」。きれいに見せることより、信頼できる形でお伝えすることを優先します。
支援の方法と、経営者の方へのリターン
ご支援はCAMPFIREのプロジェクトページから可能です。リターンは、応援してくださる方の立場に合わせて複数ご用意しています。
その中には、経営者・事業主の方に向けたものもあります。私が代表を務めるあとらくしょんのAIコンサルティングや開発支援、AI研修・講演などを、リターンとしてお選びいただけるものです。つまり、自社のAI活用を前に進めながら、同時にこどもたちの外出も後押しできる——この記事を読んでくださっている経営者の方には、いちばん自然な関わり方かもしれません。
「いまは支援が難しいけれど、気持ちは応援したい」という方は、この記事をどなたか一人に転送していただくだけでも、大きな力になります。
まとめ
AIの会社の代表が福祉車両のクラウドファンディングをする——一見ちぐはぐに見えるこの取り組みは、私の中では「AI時代だからこそ、こどもの実体験を増やしたい」という一つの考えから出ています。
車両はすでに動き出しています。あとは、この挑戦をどれだけの方と分かち合えるか。もしこの考えに少しでも共感していただけたら、プロジェクトページをのぞいてみてください。
▼ クラウドファンディングはこちらhttps://camp-fire.jp/projects/957070/view
AI研修やAI導入のご相談だけでも、もちろん歓迎です。初回のご相談は無料で承っています。




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